有機化学

アルカン、アルケン、アルキン

投稿日:11月 1, 2020 更新日:

炭化水素の基本であるアルカン、アルケン、アルキンについて勉強していこう。

・アルカン、アルケン、アルキンとは?

 炭素原子と水素原子だけから構成されている化合物が炭化水素です。この炭化水素はアルカン、アルケン、アルキンと分類できます。

・アルカンの性質

 アルカンは分子量が大きくなればなるほど融点・沸点の値が高くなります。アルケンの他の性質としては置換反応が挙げられます。置換反応は名前の通り分子中の原子・原子団が他の原子・原子団と置き換わる反応です。下にメタンを例にして載せます。

・アルケンの性質

アルケンの最大の特徴は二重結合のうちの1本の結合が非常に弱く切れやすいです。よって二重結合に対して様々な分子がくっつく付加反応を起こします。ここがアルカンとの違いです。したにいくつかの付加反応の例を載せます。

またエチレンに水が付加するとアルコールであるエタノールが発生します。次にアルケンと酸化剤との反応について解説します。

・アルキンの性質

 アルキンも付加反応が非常に起こりやすいです。

次に水との付加反応をのせます。この反応も非常に大切です。

・演習問題

問題()に当てはまる語句を答えよ。

アルカンは塩素や臭素と混合しただけでは反応せず、光を照射する必要がある。例えばメタンと充分な量の塩素の混合物に光をあて続けると、(1)反応が進行して、最終的に塩化水素と(2)を生じる。

石油を熱分解、分留すると沸点の低い順にガス分、ナフサ、(3)、軽油、(4)が得られる。ガス分の中にはプロパンやブタンなどがあり、これを加圧、冷却した物が(5)である。(3)は暖房用燃料やジェット燃料などに用いられ、(4)からは重油や潤滑油などが得られる。センターより

アルケンの二重結合している炭素原子は他の原子や原子団と結合しやすく、臭素とは付加反応をする。エチレンやプロペンを臭素水に通じると、臭素が付加してエチレンは(6)にプロペンは(7)になる。

三重結合を一つ含む鎖式炭化水素を(8)と呼ぶ。最も簡単な(8)は(9)である。

  1. 置換
  2. テトラクロロエチレンCCl4(四塩化炭素)
  3. 灯油
  4. 残油(残渣湯)
  5. 液化石油ガス(LPG)
  6. 1,2-ジブロモエタン 
  7. 1,2-ジブロモプロパン
  8. アルキン
  9. アセチレン

石油に関することも覚えておこう!

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